FC2ブログ

ミスはすぐに取り返せないし,その必要もない

05 02, 2017
 ほそぼそと2年ほど将棋を指している。未だ4~5級。何事も勉強しないと伸びません。長らくコンピューターソフトに練習相手になってもらっていたのだが,ようやく人相手の対局を始めた。
 ソフトはこちらが指すや間髪入れずに指してくる。自然,こちらも気が急いてパッパと進めて余計にポカをする。どうせソフト相手だからと,いい加減に指してみたり途中で止めたりすることもある。その点,人相手はあまり適当なことができないし,相手の考慮時間にも考えながら待つことになる。ゲームとして断然そちらの方が楽しい。

 趣味だからおもしろければ良いのだが,将棋を通じて再認識することも多い。例えば,自分が少し有利な局面でミスをする。哀しいかな頻繁に起こることである。取り返さなくてはと慌ててしまうと,ご想像の通りロクなことはない。そこで誘発される2回目のミスが致命傷。そう分かっていても,当事者は平静を失ってしまいがちだ。(元は本で読んだ話の受け売りです)
 ミスをしても,1回なら大丈夫な場合も少なくない。冷静に局面を見ると,まだ自分の方が優勢で差が縮まっただけだったり,少し優勢だったのが互角になった程度だったり,やや劣勢だがまだ戦える局面だったりする。そのうち相手もミスをする。自分がミスの後にできることは,今この場の最善を尽くすだけだと知ることである。

 ミスを重ねてしまう理由はもちろん気の動転が大きい。冷静な判断ができなくなるのは,「今すぐに」挽回せねばと思い込んでいるためと,ミスする前の良かった局面が頭にこびりついていて,その状況と今とを比較するためである。ミスでなく最初からその状況だったら,辛さこそあれ,そうスイッチが入ったように焦り出すことはないはずだ。
 まず落ち着いて,その局面から始まったかのように判断をリセットするべきである。ギアをニュートラルに戻してから再発進するのが良い。そしてあくまでそこから,自分ができる範囲の最善手を探すことである。ミスはすぐには取り返せないし,その必要すら実はない。終局までにどうにかできれば十分。第一,すぐに挽回しようと思ってできるのは,よほど状況に対して自分の技量が高い場合だけだ。そんな場面は多くない。
 偉そうに書いたが,僕は気持ちの切り替えが非常に不得手である。日常生活でも仕事でもすごく引きずる。将棋がひとつの練習になれば幸いである。

スポンサーサイト



プロフィール

がうす@仮住まい

Author:がうす@仮住まい

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
かうんたー
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ